絵本の楽しみ方(2)

『絵本⇔実体験』

いれを意識してあげることで、絵本への興味もぐんと深まります。

また、ことばをすぐに覚えるのが苦手なお子さんにとっては、「絵本⇔実体験」

のつながりを意識することで、ことばを吸収しやすくなります。

またことばの広がりにも有効です。

例えば

①野菜の絵本・図鑑を見る
  ↓
ミニトマトを育ててみる

②動物の絵本・図鑑を見る
  ↓
動物園に行ってみる

③ホットケーキが出てくる絵本を見る
  ↓
ホットケーキを一緒に作ってみる

動物の絵本で「きりん」をみただけでは、学習が難しくても、動物園に行って実

物をみることで、ことばとイメージのつながりが強くなり、「きりん」というこ

とばがお子さんの中に吸収されます。

逆も同じです。実物の「きりん」を見て、家に帰って絵本や図鑑を見て、「今日

きりんさん見たね」とお子さんと振り返ることで、お子さんはことばを吸収しや

すくなります。

また、ことばの広がりという点でも有効です。

絵本を見ながら、「きりんさん首が長いね」「きりんさんは黄色と茶色だね」と

お話してあげることで、「きりん」に関連したことばをたくさん覚えることがで

きます。

『絵本⇔実体験』このつながりを意識して、お子さんと遊びや活動を楽しみ、こ

とばの力を伸ばしていってあげましょう。

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