絵本の読み聞かせ

コミュニケーション

ことばを増やすには絵本の読み聞かせ!ことばのシャワーをたくさん浴びせて浴

びせましょう!

そんなアドバイスを受け、「絵本をたくさん読み聞かせなきゃ」とお子さんがあ

まり興味を示さなくても、一生懸命読み聞かせをがんばっている方がいらっしゃ

います。

絵本の楽しさに気づかせる

もちろん、絵本はお子さんのことばを増やしたり、お子さんとのコミュニケーシ

ョンの題材になる素晴らしいものです。

しかし、それはお子さんが絵本を「楽しいもの」と思っていることが前提です。

絵本=楽しいもの と分からなければ、お子さんにとってみれば、ただの紙でし

かありません。あるいはただめくって楽しむおもちゃかもしれません。

一緒に楽しむためには、絵本の内容に目を向けるような工夫が必要に

最初はあきずに見せる工夫を

絵本=読み聞かせるもの

ついつい書いてある文章通りに読み聞かせてをしている方が多いと思います。

お子さんにとっては、意味も分からず長すぎてあきてしまい、その場から離れて

しまうか、ページをどんどんめくってしまいませんか?

親としては、「もう、せっかく読んであげようと思ったのに」と悲しい気持ちに

なりますよね。

まずはお子さんがあきないように①~③のような工夫をしてみましょう。

①文章の一部を読む

②ポイントをお子さんに分かることばで話す

③リズムのある擬声語(ガラガラ、ドカン、ワンワン)、イメージのつきやす 
 い擬態語(キラキラ、ツルツル、ジロジロ)を使う

絵本で一緒に遊ぶ

書いてある文章は一切無視して、絵本を使ってお子さんと遊んでみる

これもお子さんに絵本の楽しさを味わってもらうには有効な方法です。

食べ物の絵がたくさん出てくる絵本であれば、

「わーおいしそう。ママはりんご食べよう。アムアム。〇〇ちゃんもどーぞ」

車や電車の絵本であれば、

走らせるまね



熱いもの、冷たいものが出てくる絵本であれば、

「うわーあちちっ!(つめたーい!)〇〇ちゃんも触ってみて」

こんな風に一緒に遊んでいるうちに、ことばと絵の関連が分かるようになり、絵

本の楽しさに気づき始めます。

お子さんにとって、楽しいおもちゃの1つであることを、ぜひ気づかせてあげて

下さい。

コメント